酒税の勉強スケジュール
前回、酒税を勉強せよ!という記事を出しました。
まだ見てない方はこちら↓
今回は、大まかな勉強スケジュールをご紹介します
酒税の勉強を進めていく上で、大事なことは
「理論」・「お酒の判定」・「計算問題」
の3つの柱をいかに攻略していくかにかかっています。
この3つを完成させる、という意識を常に頭の中に置いて学習を進めてください
これからそれぞれの月ごとに
- どう勉強に向き合っていけばいいか
- 具体的なアクションプラン
を簡単に紹介していきます
それでは早速いってみましょう!
目次
※筆者はTACで講義を受けていたので、独学の方は参考にならない点が多くあるかと思われます。ご了承ください(酒税は授業料が安いので、受講されるのがおすすめです)
1・2月
酒税はボリュームが少ないので、1月から開講のケースが多いと思います。
1・2月は、「講義を中心」に進めてください
この時点で理論を頑張って覚えようとしたり、お酒の判定を血眼になって覚える必要はありません。
【具体的なアクションプラン】
・講義を見たら練習問題を解く
・講義で出てきた範囲の理論を見てみる(暗記・理解はしようとしなくてOK)
・お酒の判定について、ざっくりと理解する
3・4月
3月や4月に入ってくると、だいたいお酒の判定が出揃います。
お酒の判定について、細かい規定もたくさん出てきますが、無視して大丈夫です。
5月からは直前期に入るので、そのための準備が必要になります。
3・4月は「基本的な論点を抑える」ことに力を注いでください
【具体的なアクションプラン】
・講義を見たら練習問題を解く
・理論は、Aランクと呼ばれるものは暗記を進める
・余裕のある方は、Aランク以外について、立法趣旨の暗記と内容のざっくりとした理解
・お酒の判定は基本的なものはしっかり抑える
・お酒の判定レジュメを活用する(TACは配られるがなければ作る)
・計算問題については答練などを何回か解いておく→自分の型が見つけられたらGOOD
Aランクの一例(2020年理論マスター、講師に言われAと印をつけたところ)
・納税義務の成立
・酒類の製造免許
・未納税移出
・酒税額の控除等
・移出酒類についての申告及び納付
・納期限の延長
・納税の担保
5・6・7月
直前期は
「自分ができていないと思う知識の穴埋め」
「理論の暗記」
「計算問題のやりこみ」
が肝になってきます。
【具体的なアクションプラン】
理論
・ひたすら暗記を進める
・出題されたら全く書けない理論は作らない(欠格要件などのCランクも覚える)
・応用理論については、理論ドクターを読み込んで理論マスターの「それぞれの規定のつながり」を意識して学習を進める
酒の判定
・直前期テキストに、800題くらい判定の問題が載っているのでそれをひたすら「口頭で」解く
・間違えた問題にはチェックを付けておく→2周めはこれのみ解いていきます
・問題を解いていて得た、新しい知識は、判定レジュメに書き加えていく
・総合問題を解くときは、「記述」してください
計算問題
・答練などを解く
・余裕があれば市販の問題集を一日1題解く
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は勉強開始から試験まで、ざっくりとしたスケジュールを紹介しました。
勉強スケジュールに正解はありませんから、自分に合うスタイルを勉強を進めていく中で探すようにしてみてください。
今回紹介した進め方がその参考になれば幸いです。
今後、「理論」・「お酒の判定」・「計算問題」の3つの柱について、より詳細に学習の仕方を書いた記事を紹介していく予定です。
楽しみにお待ち下さい